UPCについて

About UPC

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一般社団法人 地球平和協議会 (UPC : Universal Pacific Council) は、
地球的視座に立つシンクネットワークとして、
地球の自然生態系と共生する理想世界を目指します。

世界に蔓延する環境破壊や食糧・人口問題などの諸問題の解決に向けて、これまで国連をはじめとした国際機関等で真剣な議論と取り組みがなされてきました。しかし、既に政治的・政策的な形づくりの処方策だけでは立ち行かないところまで来ており、現代文明は臨界点に達していると言わざるを得ません。

このような地球規模の諸問題は、その元を辿れば自然から離れ人間本位に進化発展を続けてきた人類を起因とした人災と言えます。そのため、人間性の本質にまで焦点を当てた議論と実践を推進していくことが地球次元の問題解決に繋がり、傷ついた地球を蘇生させ、人類が共存していくための最重要課題であると考えます。

加えて近年では、地球の自然生態系に大きな影響を与える太陽活動の異変が観測され、巨大地震、異常気象、大洪水など、未曾有の被害をもたらす自然災害が各地で頻発し、地球は今、かつてないほど困難な時代に突入しています。

これはすなわち、地球が根本的な建て直しの時期に突入しているということであり、自然環境は危機に瀕し、経済をはじめとする人類の社会システムは加速度的に崩壊に向かっています。

この困難な時期において、UPCでは地球意識に目覚めた地球市民の皆さまと共に、次元を異にした新しい地球の未来を創造していきます。

具体的には、人間の本質的なテーマである『自然との調和・自然回帰による人間性の回復』をあらゆる施策の基本とし、生命の源である『水』をテーマに、地球の自然生態系と共生する持続可能な循環型社会を構築します。

UPCは、普遍なる宇宙と地球人類の大調和と世界の恒久平和の実現に向け、人種、宗教、国境を越えて本来あるべき人、物、文化の交流と、地球上に生きる全ての生命の潤いを取り戻すために、東アジア・環太平洋地域から新しい理想郷づくりのプロジェクトを世界各地に興し、地球を一つの国とする「地球連邦」の創設を目指します。

私たち人類は、母なる地球に生かされ育まれながら共存していることへの感謝と認識を新たにし、地球市民としての力を結集し、平和と希望に満ちた未来の実現に向けて、共に地球創生ムーブメントをアジア、世界に創出していきましょう!

自然との調和・自然回帰による人間性の回復

地球上に蔓延する解決の見えない諸問題や多発する大規模災害の数々は、人間本位に進化発展を続けてきた人類への警鐘であり、私たち人類が今一度、母なる星、地球との絆を取り戻し、地球を蘇生させていくことが重要且つ急務であることを伝えています。

悠久なる歴史の中で地球は、人類の成長と進化のために自らの命を惜しまず与え続けて来た母なる存在であり、その姿は無償の愛をもって子を愛する母性そのものです。私たち人類は、父なる太陽の恩恵を受け、地球の母性に生かされ育まれている生命共同体の一員であるという原点に立ち還ることが大切ではないでしょうか。

大自然の息吹に触れることは、これまで顧みることのなかった母なる地球の心に触れることに繋がります。その愛に触れることで私たちは、生きとし生けるもの全ては大いなる循環の中に輝く命であること、そして人間もまた同じように生かされている無限の可能性を秘めた尊い命であることに気づかされ、感動と喜び、感謝の心で満ち溢れた豊かな未来を創造し、地球と共存共栄する新たな道を拓いていくことができます。

『自然との調和・自然回帰による人間性の回復』とは、私たちが大自然を前に謙虚で素直な心を開き、地球への感謝と他の全ての生命に慈しみを持って、誰もが豊かで平和に暮らすことができる未来に対し、責任ある行動をとり進んでいくことと言えるでしょう。

海洋を新たな地球文明のステージとして推進する「Project Seatopia」 を皮切りに、「東アジア共同体」の創出、そして「地球連邦」に至る一連の計画は、海を起源として誕生した人類が、再び母なる地球の懐である海洋、その原点に回帰し、人間性を回復していく道とも言えます。

水から始まる地球創生

水は、生命の源であると同時に、新しい地球文明を開く鍵となる潜在的な特性を有しています。地球の自然生態系と共生する理想世界の創造には、水の新しい技術と手法を確立し、未来型の基幹産業として育成することが大切です。

水は、エネルギー・情報・通信・環境問題などを根本的に解決することができる高いポテンシャルを持っています。

その一つに、水は高温設定で燃焼する性質があり、循環可能なクリーンエネルギーを生み出し、従来の化石燃料に替わる資源になります。

また水は、情報の記憶素子としての機能を持っています。

生命体の脳は、細胞に含まれる水に情報を記憶していますが、人工の水セルは、同じように情報記憶媒体として、アナログ式の人工知能となります。水は、磁気作用を介して情報を記憶する、大切な情報媒体であることから、新しい情報科学や人工知能開発の道を開くこととなるでしょう。

水に記憶された情報を中庸することは、自然治癒力の回復や自然回帰につながり、海水を通して地球を蘇生させることができます。また、水を基本に構成されている人間をはじめ、生命体の歪みも調整可能であり、生体を扱う医療関連分野や、新しい農業技術などあらゆる分野への応用が可能となるでしょう。

水の潜在能力は、無限の可能性を秘めています。未来文明の根幹を成す技術は『水』をキーワードに生まれてくるのであり、水の惑星地球に生かされている私たち人類にとって、水は人類と地球の希望ある未来のために与えられた大きな恩恵であると言えるでしょう。